円相場 一時125円台まで値下がり 約6年7か月ぶりの円安水準

28日の東京外国為替市場は、円相場が一時、1ドル=125円台まで急速に値下がりし、およそ6年7か月ぶりの円安水準となりました。

長期金利の上昇を受けて、日銀は28日実施した国債を無制限に買い入れる「指値オペ」に続いて、29日以降、3日間にわたって国債を無制限に買い入れる「連続指値オペ」を初めて実施すると発表しました。

これを受けて、東京外国為替市場では、日米の金利差の拡大が意識され円売りドル買いの動きが一段と強まり、円相場は午後6時前に1ドル=125円台に値下がりし、およそ6年7か月ぶりの円安水準となりました。

午後5時時点では、先週末と比べて2円19銭円安ドル高の1ドル=123円92銭から93銭でした。

また、ユーロに対しても先週末と比べて1円54銭円安ユーロ高の1ユーロ=135円71銭から75銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0951から53ドルでした。

市場関係者は「一連の指値オペの対応で、日銀が長期金利の上昇を0.25%までに抑え、金融緩和を継続する姿勢が明確になった。このため、インフレの抑制に向けて利上げの加速に前向きな欧米との間で金利差の拡大が意識されて、円はドルやユーロに対して大幅に値下がりする展開となった」と話しています。