ウクライナ副首相 “各地の市長ら14人がロシア軍に拉致”

ウクライナのベレシチュク副首相は記者会見し、ロシアの軍事侵攻が始まって以降、ウクライナ各地で市長や副市長、地方議員ら合わせて14人がロシア軍に拉致されていると発表しました。

ウクライナのベレシチュク副首相は24日に行った記者会見で、南東部ザポリージャ州のドニプロルドネの市長や、南部ヘルソン州のベリスラフの市長、それに別の都市の副市長や地方議員ら合わせて14人がロシア軍に拉致されていると発表しました。

ロシア軍が侵攻した地域では、これまで各地の市長らがロシア軍に連れ去られたという報告が相次いでいて今回、ベレシチュク副首相が全体状況をまとめて発表した形です。

ベレシチュク副首相は「拉致されて無事に逃げ出した人からは『ロシア軍が拷問を行っていた』という報告を受けている」と述べてロシア軍を強く非難しました。