強風で被害相次ぐ 電柱が倒れ 屋根が飛ばされる けが人も

強風の影響で鳥取県内では電柱が倒れたり、屋根が飛ばされたりする被害が出ています。

鳥取県八頭町では午前6時半すぎ、若桜鉄道の隼駅近くの線路に木製の電柱が倒れかかっているのを始発列車の運転士が発見しました。
このため、若桜鉄道はおよそ1時間にわたって運転を見合わせ、電柱の撤去にあたりました。

現場では電柱を撤去したあとも作業員が周辺に木のくいを打ち込み、電線を固定させる復旧作業が行われていました。

また、この近くにある八頭町見槻中の住宅では屋根瓦が強風で飛ばされたため、屋根をシートで覆う応急処置を行っていました。

この家に住む72歳の男性は「朝5時半ぐらいにドーンという音がして、瓦が50枚くらい落ちていた。風は台風のときよりも強く、こんなことは初めてだ」と話していました。

資材置き場の屋根が吹き飛ばされる

一方、鳥取市下段では道路沿いにある資材置き場の屋根が吹き飛ばされ、県道をふさぎました。屋根は縦横10メートル以上あり、電線を巻き込みながら片道1車線の県道を完全にふさいでいます。このため、現場周辺の県道の一部の区間が通行止めとなっていて警察官が出て対応にあたっているほか、作業員が復旧作業を進めています。

また、ここから1.5キロほど離れた鳥取市野坂でも建物のトタン屋根が吹き飛ばされ、近くの電線に垂れ下がった状態になっていました。

強風にあおられて転倒 2人けが 山口 萩

また、山口県萩市では、強風にあおられて転倒するなどして男性2人がけがをしました。萩市消防本部によりますと、26日午前3時半ごろ、市内の卸売市場で競りに参加していた70代の男性が強風にあおられて転倒し、頭を打つ軽いけがをしたということです。また26日午前5時半ごろには1メートルほどの高さの脚立に上って家の修理をしていた50代の男性が強風にあおられて転落し、頭や肩を打つけがをしました。いずれも今のところ命に別状はないということです。

富山 プレハブが飛ばされる

富山市山室では強風でプレハブが飛ばされ、道路の一部をふさぎました。

付近は一時、通行止めになったということです。

同じく富山市山室では、マンションの前庭にある高さ4メートルほどの木が強風で倒れる被害がありました。

また、富山市婦中町成子の神通川にかかる成子大橋では、強風にあおられた4トントラックが欄干に倒れかかりました。

警察によりますと午後1時ごろ通報があったということです。

この橋から北におよそ5キロの富山空港では午後1時前に21.6メートルの最大瞬間風速が観測されていました。

富山県南砺市大塚でも強風で農業用ハウスが倒れ、ハウスの中に保管していた耕うん機なども破損したということです。

新潟 屋根がめくれる

新潟県上越市本町の商店街の一角では、2階建ての建物の屋根が強風で大きくめくれていました。

また、近くの他の建物では壁のトタンが強風により大きな音をたててはがれて飛んでいきそうな状態になっていました。

道路をはさんだ向かいの店のオーナーの30代の男性は、「最初は屋根の端が浮いている感じだったが、一気にめくれました。とても怖かったです」と話していました。

また、上越市寺町の空き家では屋根の大部分のトタンが剥がれて道路に飛ばされました。

さらに、上越市東本町では中学校の近くにある交差点のそばの電線に飛ばされたトタンが引っかかっていて、警察官が2次被害が出ないよう交通整理をしていました。