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センバツ高校野球 広島商が出場辞退 チーム内でコロナ感染

甲子園球場で開かれているセンバツ高校野球で26日、2回戦に臨む予定だった広島商業が、チーム内で新型コロナウイルスの感染が広がったとして、大会途中で出場を辞退することになりました。高野連=日本高校野球連盟などによりますと、1回戦を終えたあとのPCR検査などで、チーム内で合わせて11人の感染が確認されたということです。
高野連などは新型コロナの感染対策として、センバツ大会に出場する32校について、すべての選手や監督などを対象に、大会前と大会中に最大3回のPCR検査を行うことにしています。

広島商業は今月23日に行われた福井の丹生高校との1回戦に勝利したあと、翌日24日に行った検査で、チーム関係者35人のうち、9人の感染が確認されたということです。

さらに25日、医療機関で検査したところ、9人全員の感染が改めて確認され、残る26人のうち2人が新たに陽性となり、合わせて11人の感染が確認されたということです。

このうち9人は、発熱などの症状があるということです。

そして、広島商業から大会途中での出場辞退の申し出があり、高野連などが受理したということです。

広島商業と対戦する予定だった大阪桐蔭高校は不戦勝となります。

今回のセンバツでは開幕直前に京都国際高校が、チーム関係者13人が新型コロナウイルスに感染したとして出場を辞退していて、広島商業は2校目の辞退となります。

高野連などによりますと、センバツ高校野球で開幕後に出場校が辞退するのは、初めてだということです。

大会主催者「非常に残念」

チーム内で新型コロナウイルスの感染が広がったとして、広島商業が大会途中で出場を辞退することについて、大会を主催する高野連などは「出場辞退の決断をされたことは非常に残念です。関係者の皆さまの心情を察するに余りあります。大会日程は後半にさしかかっていますが、勝ち残った出場校のみなさんが最後まで実力を発揮できるよう、万全を尽くしていきたい」とコメントしています。

広島商業 栗田校長「苦渋の決断で大会を辞退」

チーム内で新型コロナウイルスの感染が広がり、センバツ高校野球を大会途中で辞退することになった広島商業の栗田正弘校長はオンラインで会見し、「20年ぶりの出場ということで広島商業を応援してくださる皆様にこのような報告をしなければならないことを大変申し訳なく思っています。戦いで成長した選手たちの姿を見ることを楽しみに送り出しましたが、実際には、させたくない経験をさせてしまったことを大変心苦しく思っています。苦渋の決断ですが、大会を辞退させていただきました」と話しました。

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