豚熱ワクチンの接種地域 広島 山口 島根の3県を新たに追加

ブタの伝染病のCSF、豚熱に感染した野生のイノシシが、広島県と山口県で確認されたのを受け、農林水産省は広島県など中国地方の3県でも、新たに養豚場のブタへの感染を防ぐワクチンの接種を行うことを決めました。
一方、今回、ブタの生産量が多い九州での接種は見送りました。

豚熱は伝染力の強いブタやイノシシの病気で、農林水産省によりますと、人には感染せず、仮に食べても人体に影響はありません。

農林水産省は、今月17日に山口県、21日に広島県で、新たに野生のイノシシでの感染が確認されたのを受け、23日、専門家を集めた会議を開いて、ブタへのワクチンの接種地域を追加するかどうか検討しました。

会議では、農林水産省が広島県と山口県、それに隣接する島根県の3県を、ブタへの接種地域として新たに追加し、3県では、野生のイノシシ用に餌に含んだワクチンもまくとする案を示し了承されました。

豚熱は、4年前から中部地方から関東、それに沖縄県などの養豚場で発生が相次いでいて、これでブタへのワクチン接種が行われる地域は、合わせて39都府県になりますが、今回、ブタの生産量が多い九州は、接種を行う地域に加えず、接種計画を準備するとしました。

これを受け広島県など3県は、国に接種計画を提出して接種を進めるということです。