ウクライナを支援 ふるさと納税の総額5%を寄付へ 群馬 草津町

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナを支援しようと、群馬県草津町は新年度、町に寄せられたふるさと納税の総額の5%を寄付することを決めました。

草津町ではふるさと納税で昨年度、7億円余りの寄付が集まり、今年度もおよそ7億6000万円に上る見通しです。

町ではウクライナを支援するため、来月以降、新年度のふるさと納税の総額の5%を寄付することを決めました。

ふるさと納税で昨年度や今年度と同じ程度の金額が集まれば、年間3000万円以上を寄付できることになります。

寄付は月ごとに計算して毎月行う予定で、納付額の3割としている返礼品の金額の割合は変えないということです。

草津町の黒岩信忠町長は「草津は観光の町だが、観光業というのは平和が前提の産業だと考えている。ウクライナに一日でも早く平和が訪れてほしいという願いを込めて、現地で必要なものに使ってもらえるよう支援を決定した」と話しています。