大リーグ “大谷ルール”採用か 降板後 指名打者で出場可能に

大リーグで今シーズン、エンジェルスの大谷翔平選手の打席数の増加が見込まれるルールが採用されることになったと、22日、アメリカの複数のメディアが伝えました。

大リーグでは、これまで先発投手は指名打者に入ることができず、二刀流でプレーする大谷選手が投打で同時出場する場合は、指名打者を使わずに試合に出場していました。

アメリカの複数のメディアは、大リーグ機構と選手会が22日、今シーズンから、先発投手が指名打者としても同時に出場できる新たなルールを採用することで合意したと報じました。

新たなルールは、去年のオールスターゲームで採用された特別ルールと同様のものだということで、先発ピッチャーがマウンドを降りたあとも指名打者として残り、そのまま試合に出場できます。

去年のオールスターゲームでは、大谷選手がアメリカンリーグの1番・指名打者で先発出場し、先発ピッチャーとしても起用されました。

レギュラーシーズンで、このルールが採用されることで大谷選手にとっては、打席数の増加が見込まれるほか、マウンドを降りたあと、打席に立つために外野の守備につく必要もなくなるため、アメリカのメディアは「大谷ルールの導入」などと伝えています。

このほか、延長戦はノーアウト二塁から始めるタイブレーク制を継続することや、5月1日まではベンチ入りのメンバーを2人増やして28人にすることでも合意し、来週、全30球団のオーナーの投票をへて正式に決まるということです。

エンジェルス マッドン監督「試合の計画立てやすくなる」

エンジェルスのマッドン監督は、22日の試合後「私たちにとってすばらしいニュースだ。監督の立場からすると、試合の計画を立てやすくなる」と話し、歓迎しました。

そのうえで「彼は真の二刀流の選手なので、このルールは理にかなっている。仮に投球内容が悪くて早いイニングでマウンドを降りたとしても、長く試合に出場することができる。『ショールール』だ」と話していました。