ウクライナから日本へ避難希望の学生 日本語学校が面接を開始

ウクライナの支援を目指す全国の日本語学校で作るグループが、日本への避難を希望するウクライナ人の学生を生徒として受け入れるため、22日から面接を始め、ウクライナ人の女性がオンラインで面接を受けました。

このプロジェクトは、全国のおよそ20の日本語学校で作る「ウクライナ学生支援会」が進めていて、日本への避難を希望するウクライナ人の学生100人を無料で生徒として受け入れ、日本語の習得を支援します。

22日から、希望者への面接が始まり、ウクライナ南東部のザポリージャ州に住む22歳の女性が、現地からオンラインで面接を受けました。

面接で、女性は、大学院で言語学を専攻しているものの現在は通学できていないことや、30キロほどのところにロシア軍が掌握したとされる原子力発電所があるため恐怖を感じていることなどを説明しました。

そして「いつか日本で学びたいと考えていました。1日も早く、平和に過ごせる生活を求めています」と話しました。

「ウクライナ学生支援会」の平岡憲人代表は「すでにおよそ20人の応募があった。日本で学びたいウクライナの人にさらに応募してほしい」とコメントしています。