岸田首相 ベルギーでのG7首脳会議に出席へ 一層の結束図る考え

岸田総理大臣は、ウクライナ情勢への対応を協議するため、24日ベルギーで開かれるG7=主要7か国の首脳会議に出席すると発表し、各国と一層の結束を図る考えを示しました。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり24日、ベルギーの首都ブリュッセルで、NATO=北大西洋条約機構の首脳会議などと合わせて、G7の首脳会議が開かれます。

岸田総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し「アメリカのバイデン大統領の声がけによって、G7の首脳会議が今月24日に開催されることとなった。事情が許せば私も出席したい」と述べました。

そして「ロシアによるウクライナへの侵略という危機に際して、G7各国の首脳が一堂に会して国際情勢の結束を図ることは重要で、首脳間の個人的な信頼関係を築き上げていくことにおいても重要な機会だ」と述べました。

そのうえで「先日のインドやカンボジアでのやり取りも踏まえて、アジアの代表としてしっかりG7の首脳会議に貢献したい」と述べました。