【動画】「電力需給ひっ迫警報」見通しと節電は 記者が解説

萩生田経済産業大臣は緊急の記者会見を開き、東京電力の管内では目標としている節電量に達しておらず、このままの状況が続けば停電が起きる可能性があるとして企業や家庭に対して午後3時から午後8時までもう一段の節電を強く要請しました。
電力の現状と見通し、そして万が一の停電に対する備えについて、経済部の小田島記者の解説です。

※節電のためスタジオの照明を通常より落としています。

【動画:3分10秒】

(22日午後4時放送、データ放送ではご覧になれません)

萩生田経済産業大臣は、午後3時前に緊急の記者会見を開きました。

この中で萩生田大臣は「目標としている節電量に達していない」と危機感を示したうえで「このままの状況が続けば停電が起きる可能性がある」として企業や家庭に対して午後3時から午後8時までもう一段踏み込んだ節電を強く要請しました。

どのくらい足りていない?

政府は「電力需給ひっ迫警報」を出して家庭や企業にできるかぎりの節電を呼びかけていますが、経済産業省によりますと節電できているのは150万キロワットにとどまり、東京電力が目標としている水準を200万キロワットから300万キロワット下回っている状況が続いているということです。
この量は大型の発電所2基から3基分に相当します。

どう節電すればいい?

▽家で別々の部屋で暖房をつけないよう可能な範囲で1か所で暖をとる、
▽使っていない部屋の照明や暖房は必ず消す、
▽暖房をつける際にも設定温度を上げすぎずに20度にすることも有効です。

これは家庭だけでなくオフィスでも必要になります。

▽オフィスでは使っていないパソコンやコピー機のコンセントを抜いておくこと、
▽冷蔵庫の開け閉めを少なく、空けている時間を少なくすること、
▽熱が逃げるのを防ぐため便座のふたを閉めること、
▽トレイの便座暖房や洗浄水の温度を下げること。

こういった一つ一つの行動は小さいですが、多くの方が節電すればまとまった節電量になりますので停電を防ぐために節電への一層の協力が不可欠となります。

万が一停電した場合は

今回想定されている停電は2011年のときに、計画停電とは異なり、予測が難しく、どの地域で起きるかもわかりません。

自宅や会社といった屋内にいる場合には、懐中電灯や情報を得るために電池で使えるラジオなどの備えが有効です。

東京電力は屋内にいてもし突然、停電した場合でも慌てて外に出たりせず、停電の復旧を待つこと。
一方、屋外では信号や街灯が点灯しなくなるため、車を運転している人は周囲の安全に十分に注意しながら安全な場所に車を移動させることが重要になります。