東京都 新型コロナ 4人死亡 3533人感染 前週より4300人余減

東京都内の22日の感染確認は1週間前の火曜日より4300人あまり少ない3533人でした。

また、都は感染が確認された4人が死亡したと発表しました。

東京都は22日都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の3533人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の火曜日より4300人あまり減り、半数以下になりました。

22日までの7日間平均は6834.4人で、前の週の80.6%でした。

都の担当者は「3連休の間は検査数が少なかったため、ふだんの火曜日より少ない数字だが、連休明けの3500人という数字は決して低くない。これから歓送迎会や卒業パーティーなど飲食の機会が増えやすい時期なので、会食は少人数、短時間でお願いしたい」と話していました。

22日確認された3533人を年代別に見ると「10歳未満」が最も多く全体の19.9%にあたる703人でした。

65歳以上の高齢者は208人で全体の5.9%です。

感染経路が分かっているのは1335人で、このうち最も多い「家庭内」は995人と74.5%を占めています。

また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、22日時点で22日より1人減って、45人でした。

一方、都は、感染が確認された70代と80代の男女合わせて4人が死亡したと発表しました。

4人のうち感染経路が分かっているのは2人で、いずれも高齢者施設でした。

また、4人のうち少なくとも3人には基礎疾患がありました。