奈良 橿原市議会 議員らウクライナ国旗のマスク着用し平和願う

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続くなか、東京オリンピック・パラリンピックでウクライナのホストタウンだった奈良県橿原市の議会では、議員らがウクライナの国旗などがあしらわれたマスクを着用し、平和を願う気持ちを表明しました。

橿原市は、東京オリンピック・パラリンピックの際、ウクライナの陸上の選手団のホストタウンとして、選手団にマスクをプレゼントするなどして交流してきました。

ロシアによる軍事侵攻が続くなかで、橿原市議会はウクライナの平和を願う気持ちを表明しようと、22日に開かれた本会議で議員や職員など全員が、ウクライナの選手団に送ったものと同じデザインのマスクを着用して出席しました。

マスクには、市のホストタウン用のマスコットキャラクターとともに、ウクライナの国旗が描かれています。

また、議長席や議長席の上にも、ウクライナの国旗が掲げられました。
橿原市議会の細川佳秀議長は「多くの民間人が戦争に巻き込まれていることは悲惨な状態だ。一日も早く平和的に解決してほしい」と話していました。