円相場 1ドル120円台に 約6年1か月ぶり 米の利上げ加速観測で

連休明けの22日の東京外国為替市場は、円相場が1ドル=120円台まで値下がりし、およそ6年1か月ぶりの円安水準となりました。
アメリカでの利上げのペースが速くなるという見方から、円を売ってドルを買う動きが強まり、円安が加速しています。

22日の東京外国為替市場は、アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が21日の講演で、1回の会合での利上げ幅を2倍にする可能性を示唆し、投資家の間で、アメリカの金利が予想以上に速く上昇するのではないかという見方が広がりました。

このため、ドルを買う動きが強まり、円相場は午前中、2016年2月以来、6年1か月ぶりに1ドル=120円台に値下がりしました。

その後も円安が進み、午後5時時点では、先週末と比べて1円62銭、円安ドル高の1ドル=120円47銭から48銭でした。

また、ユーロに対しては、先週末と比べて66銭、円安ユーロ高の1ユーロ=132円32銭から36銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0983から84ドルでした。

アメリカのFRBは今月16日、利上げに踏み切りましたが、対照的に日銀は、大規模な金融緩和を続ける方針を鮮明にし、円安ドル高が一段と加速しています。

市場関係者は「ウクライナ情勢を受けて原油などが高騰し、日本の貿易収支の赤字幅が拡大していることも円安に拍車をかけていて、この傾向は当面、続くという見方も強まっている」と話しています。