茨城 東海村 研究用原子炉で事故想定した訓練 住民も参加

去年再稼働した茨城県東海村にある研究用の原子炉で事故が起きたことを想定した訓練が行われました。

訓練は、東海村にある日本原子力研究開発機構の研究用の原子炉で、去年再稼働した「JRR-3」で深刻な事故が起きたという想定で行われました。

村の職員や住民など400人余りが参加し、村役場に対策本部が設置されました。

住民向けの防災無線では最初に屋内への退避を呼びかけましたがその後、事態が悪化して放射性物質が漏れ出したと伝えました。

これを受けて住民は避難を始め、一時集合場所からバスで隣の那珂市の避難所に向かい、避難所では、係員がバスなどが放射性物質に汚染されていないか調べる検査の手順を確認していました。

参加した30代の女性は「子どもと一緒なのできちんと準備しておくべきだと感じ、初めて参加しました」と話していました。

「JRR-3」の再稼働後、こうした訓練が行われるのは初めてで、村は結果を検証し、現在、策定を進めている避難計画に反映させたいとしています。

東海村防災原子力安全課の川又則夫課長は「村には原発以外にも、JRRー3のような施設があるため、それぞれの避難について今後も周知していきたい」と話していました。