警視庁がベトナム人男性を誤認逮捕 釈放し謝罪

警視庁が20日夜、東京 豊島区の路上で50代の男性の胸ぐらをつかんだとして、暴行の疑いでベトナム人の男性を誤って逮捕していたことが分かりました。

警察署で被害者に顔を確認してもらったところ別人と判明したということで、警視庁は男性を釈放し、謝罪しました。

警視庁によりますと、20日午後9時前、豊島区西池袋の歩道で「外国人が騒いでいるのを注意したら胸ぐらをつかまれた」と110番通報がありました。

通報を受けて池袋警察署の警察官が駆けつけたところ、外国人のグループが酒を飲んで路上で騒いでいて、警視庁は被害者の50代の男性や目撃者の証言をもとに、近くにいた30代のベトナム人の男性を暴行の疑いで逮捕しました。

しかし、警察官が被害者に現場で話を聞いた際、ベトナム人の男性は10メートルほど離れた場所にいて、警察署であらためて顔を確認してもらったところ、別人と判明したということです。

このため、警視庁は逮捕からおよそ2時間半後に男性を釈放し、謝罪しました。

その後も捜査を続けていますが、容疑者の特定には至っていないということです。

誤って逮捕した理由について、警視庁は客観的な証拠の収集や現場での確認が不十分だったとしたうえで「再発防止に向け指導・教育を徹底していく」とコメントしています。