岸田首相 インドに到着 モディ首相との首脳会談へ

岸田総理大臣は先ほどインドに到着しました。
このあとモディ首相との首脳会談に臨み、インドがロシアへの制裁などに慎重な姿勢を示していることも念頭に、国際社会の結束の重要性を強調し連携を確認したい考えです。

岸田総理大臣は、先ほど日本時間の午後7時前、インドに到着しました。
日本の総理大臣のインド訪問はおよそ4年半ぶりです。

岸田総理大臣はこのあとモディ首相との首脳会談に臨み、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、日印両国にアメリカとオーストラリアを加えた4か国の枠組み「クアッド」の協力の前進を確認する見通しです。

一方、ウクライナ情勢をめぐっては、インドが伝統的な友好国であるロシアへの制裁などに慎重な姿勢を示していることから岸田総理大臣は、国際社会の結束の重要性を強調し連携を確認したい考えです。

また会談では、外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2プラス2」の開催など安全保障面の協力推進に加え、クリーンエネルギーやデジタルの分野での協力やインドの高速鉄道事業に対する支援の強化なども確認するものとみられます。