センバツ高校野球 きょう開幕

94回目を迎える、ことしのセンバツ高校野球は18日、天候不良のため中止となり、1日順延されて19日に開幕し、開会式に続いて1回戦の3試合が行われます。

94回目となることしのセンバツ高校野球は32校が出場し、去年秋の明治神宮大会で優勝した大阪桐蔭高校や鹿児島の離島にある大島高校、それに21世紀枠で春夏通じて初出場する福島の只見高校などが注目を集めます。

一方、出場校のすべての選手や監督などを対象に行った事前のPCR検査で京都国際高校は13人が感染していることが分かり大会を辞退しました。

近畿地区の補欠1位だった滋賀の近江高校が代わりに出場します。

大会1日目の19日は開会式と1回戦3試合が行われ、このうち開会式は、感染対策として、試合に臨む6校のみが参加して行われます。

大会は2日の休養日も含め13日間の日程で行われ、このあと日程が順調に進めば決勝は31日に行われます。

第1試合 埼玉 浦和学院と初出場 大分舞鶴

第1試合では、ともに堅い守備を持ち味とする埼玉の浦和学院と、21世紀枠で春夏通じて初出場の大分舞鶴高校が対戦します。

浦和学院は、いずれも最速が140キロを超える背番号「1」の左腕、宮城誇南投手と、ショートも守る金田優太投手の2枚看板が安定しています。

守りも去年秋の公式戦8試合で、エラーはわずかに3つで堅実な守備からリズムを作って攻撃につなげます。

大分舞鶴も、1試合平均のエラーの数が0.57個と出場チーム中5番目に少なく、安定した守備が光ります。

攻撃では、去年秋の公式戦7試合で打率4割5分2厘をマークした中軸の都甲陽希選手の前にランナーを出せるかが鍵になります。

第2試合 初出場 和歌山東と岡山 倉敷工業

第2試合は、春夏通じて初出場の和歌山東高校と、岡山の倉敷工業が対戦します。

和歌山東は、1試合平均の盗塁の数が3.3個と、出場校中2番目に多く、機動力を使った野球で強豪校がひしめく去年秋の近畿大会を勝ち上がり、決勝に進みました。

また、中心バッターの森岡颯太選手は、去年秋の公式戦でホームラン3本をマークするなど中軸は長打力もあります。

倉敷工業は、好守ともにバランスの取れたチームです。

去年秋の公式戦のチーム打率3割8分9厘は、出場校中3番目の成績で、特に中軸を打つキャプテンの福島貫太選手と日向悠選手は、いずれも5割以上の打率を残しました。

守備も1試合平均のエラーの数が0.6と安定しています。

第3試合 北海道 クラーク記念国際と福岡 九州国際大付属

第3試合は、北海道のクラーク記念国際高校と福岡の九州国際大付属高校が対戦します。

クラーク国際は、秋の公式戦7試合に登板したエースの山中麟翔投手と、6試合に登板した辻田旭輝投手の2枚看板が、いずれも防御率1点台と安定しています。

チーム打率も出場校中5番目の3割6分4厘で、高いレベルで攻守がそろっています。

九州国際大付属は、去年秋の公式戦14試合でホームラン5本、25打点をマークした2年生の佐倉侠史朗選手を中心に、1試合平均9点近い得点を奪った打線に力があります。

両チームは、去年秋の明治神宮大会の1回戦でも対戦していて、その試合は九州国際大付属が5対1で勝っています。