“定員内不合格”解消を 障害ある受験生の親など要請 千葉浦安

千葉県浦安市の障害がある受験生の親などが公立高校の入学試験で定員割れがあるにもかかわらず不合格になる、いわゆる「定員内不合格」をなくしてほしいと国に要請しました。

都内で文部科学省に要請を行ったのは、浦安市の難病で重い障害がある雑賀美佳さん(17)の母親の貴子さんら全国の障害者の親などおよそ50人です。

ふだん車いすを利用し介助が必要な美佳さんは、ことしまで3年続けて地元の県立高校への進学を希望し、入試に挑んだもののいずれも定員割れの学校で不合格になっています。

母親の貴子さんは「不合格について『総合的に判断した』と高校から説明を受けたが、教育を受ける権利が奪われている」として、定員内不合格をなくしてほしいと訴えました。

これに対し、文部科学省の担当者は「障害に応じた合理的な配慮が行われることは重要だが、合否の判断はそれぞれの高校の判断によるところが大きい」と答えました。
要請のあと、母親の貴子さんは「国の担当者からは具体的なことばがなくて残念だった。障害のあるなしにかかわらず地域で一緒に学べるような環境が実現するように訴えていきたい」と話していました。