小池知事 “コロナ消滅したわけではない 再拡大の防止を”

まん延防止等重点措置の解除を前に、東京都の小池知事は「コロナが消滅したわけではない」と述べ、感染対策を引き続き徹底し、再拡大を防ぐよう呼びかけました。東京都は、まん延防止等重点措置が21日に解除されたあとの、およそ1か月間を「リバウンド警戒期間」と定めて、再拡大の防止を呼びかけています。

小池知事は18日の記者会見で「重点措置は解除となるが、決してコロナが消滅したわけではない。大切なのは、感染リスクを避けるための行動の徹底で、それが医療提供体制への負担軽減につながる」と述べました。

そのうえで、花見のシーズンを前に「座って宴会することは避け、歩きながら楽しむ形でお願いしたい。『心底楽しめない』という声も聞こえそうだが、ここは、こらえどころだ」と述べ、宴会を伴う花見は避けるよう呼びかけました。