内閣情報調査室の元職員 特定秘密記録の文書 自宅に持ち帰る

内閣情報調査室に所属していた男性職員が、特に秘匿が必要な情報として指定されている特定秘密を記録した文書を自宅に持ち帰る不適切な管理を行っていたことが分かりました。

これは内閣情報調査室が18日、発表しました。

それによりますと、当時50代の男性職員が、特に秘匿が必要な情報として指定され、厳重な保管が求められる特定秘密が記録された文書15件を自宅に持ち帰っていたということです。

この特定秘密は情報収集衛星に関するもので、この職員が去年病気で亡くなった際、自宅から文書が見つかり、調査を進めた結果、平成29年に同僚職員が印刷した文書を受け取っていたことが判明したということです。

特定秘密の漏えいは確認されていないとしていますが、特定秘密を記録した文書を印刷した際に求められる管理簿への記録も行われておらず、内閣情報調査室は関係した同僚職員の処分について検討を進めることにしています。

内閣情報調査室は「今後、特定秘密文書の管理を強化するとともに、教育を徹底し、再発防止に努めていく」としています。