運航停止のボーイング777 国が再発防止策条件に運航再開認める

おととし「ボーイング777型機」のエンジンが破損して沖縄の那覇空港に緊急着陸したトラブルで、国は、運航停止としていた、同じエンジンを搭載する777型機について、エンジンカバーの改修など再発防止策の実施を条件に、運航再開を認めることを決めました。

おととし12月、日本航空のボーイング777型機が飛行中、エンジンカバーの一部がなくなり、尾翼に穴があくなどして、那覇空港に緊急着陸するトラブルが起きました。

去年2月にはアメリカでも飛行中だった同型機のエンジンが損傷して住宅街に部品が落下していて、国土交通省は国内の航空会社に対し、同じエンジンを搭載するボーイング777型機の運航停止を指示したほか、海外の航空会社に対しても日本への乗り入れを停止しました。

エンジンの損傷は、内部の「ファンブレード」と呼ばれる羽根が疲労破壊によって折れたことが原因の可能性があり、国土交通省は、アメリカの航空当局やエンジンの製造メーカーと協議した結果、エンジンカバーの改修のほか、超音波によりエンジン内部の亀裂や損傷を確認する検査など再発防止策の実施を条件に、運航再開を認めることを決めました。

改修や検査を行う航空各社の体制が整いしだい、運航は再開される見通しです。