最大震度6強の福島県 各地の被害は

最大震度6強を観測した福島県内の被害の状況です。

震度6強 南相馬市 コンクリートブロック倒れる被害も

南相馬市では、アパートのコンクリートブロックが倒れていました。
また、南相馬観光協会の事務所兼店舗では、陳列していた商品や食器などが床に落ちて割れていました。片付けに来ていた比護隆之事務局長は「去年2月の地震より強い揺れを感じた。余震や津波が怖い。東日本大震災のような被害が出るのではないかと不安を感じている」と話していました。

南相馬市小高区と飯舘村で火災の通報 相馬市で建物倒壊の情報

震度6強の揺れを観測した福島県南相馬市にある「相馬地方広域消防本部」には、市内の小高区と飯舘村で火災の通報が1件ずつ、相馬市で建物倒壊の情報が1件入っているということで、詳しい被害情報を確認しています。

また、地震でけが人の通報が多数寄せられているということで、対応中だということです。

相馬地方広域消防本部では、地震のあと、けが人や救助の通報が複数かかっていて、救急隊がすべて出動しているということです。

消防本部の総務課の男性職員は「通報が次々と入ってきますが、現場に駆けつけられる職員がいません。また隣の相馬市では建物が倒壊したという通報があり、消防隊などが現場に駆けつけ、状況を確認しています」と話していました。

震度6強 国見町の病院「救急要請が複数 職員を緊急招集」

震度6強の揺れを観測した福島県国見町の「公立藤田総合病院」によりますと、これまでに地震の揺れで数人が落ちてきた物にあたるなどしてけがをし、救急搬送されてきたということです。
病院内は自家発電で医療機器などは正常に作動しているものの、断水している状態だということです。
また、入院しているおよそ200人の患者に大きなけがなどは確認されていませんが、棚から物が落ちて散乱している場所もあるということです。
病院の職員は「東日本大震災のときよりも揺れの時間は短かったが、同じくらいの強い揺れ方だった。これから対策本部を設置して対応を協議するとともに、けが人の治療にあたる」と話していました。

また、国見町を管轄する伊達地方消防組合消防本部によりますと「地震の影響で転倒しけがをした」という通報が複数寄せられていて、被害の状況を確認しています。

国見町を管轄する福島北警察署も被害の情報を収集しています。

震度6強 相馬市 停電が発生 市内では救急搬送相次ぐ

震度6強を観測した福島県相馬市にある公立相馬総合病院の職員によりますと、地震のあと停電が発生し現在、自家発電で対応しているということです。市内では、救急搬送が相次いでいて割れたガラスで足を切るなどしてけがをしている人が複数出ているということです。

震度6弱 福島市 福島駅前の解体予定のビルの壁が崩れる被害

福島市の飲食店街では、地震のあと、飲食店に務めている人たちが一斉に路上に出て、しゃがみ込んで震えている人や友人や家族の安否を電話で確認する人の姿が見られました。

また、JR福島駅前にある解体予定の大型ビルでは、上の階のコンクリート壁が大きく崩れ、車道を埋め尽くすように散乱していました。

震度6弱 田村市 工場火災やけがの通報も

郡山地方広域消防組合によりますと、震度6弱の揺れを観測した田村市 常葉町の工場で午前0時前に「休憩所の2階から出火した。けが人はいない」と男性から通報があったということです。人的被害は確認されていないということです。

このほか、郡山地方広域消防組合にはけがをしたという内容の通報が3件あるということで、詳しい状況を調べています。

震度6弱 新地町「道路の一部陥没、下水管破損などの情報ある」

震度6弱を観測した福島県新地町の総務課の職員は「道路の一部が陥没したり、下水管が壊れているという情報が入ってきていて、現在役場で被害状況を取りまとめています。沿岸部などで避難所を開設し、すでに受け入れも始めています。地震当時は自宅にいて激しい縦揺れで、部屋の中のものがいくつか倒れました。役場まで移動する途中は停電のため暗く、建物の被害などを確認するのは難しい状況でした」と話していました。

震度6弱 飯舘村 建物火災や県道で落石の通報

飯舘村の職員によりますと、地震のあと村内の建物1棟から火が出ていて、消防が消火活動にあたっているということです。
また、村内を通る県道12号で、複数で落石が発生しているということです。

震度6弱 伊達市 女性が家具の下敷きになりけが

震度6弱の揺れを観測した福島県伊達市の地方消防組合消防本部によりますと、60代の女性が倒れてきた家具の下敷きになり、けがをしているということです。命に別状はないということです。

また伊達市役所によりますと、市内の複数の場所で停電が発生していて、詳しい状況を調べているということです。

震度6弱 大熊町 国道で落石の情報

震度6弱の揺れを観測した福島県大熊町によりますと、国道288号線で落石の情報があるということですが、けが人がいるかなどの詳しい状況は分かっていないということです。

また、震度6弱の揺れを観測した楢葉町によりますと、午前0時半現在で被害の情報は入っていないということで、町は体育施設の「ならはスカイアリーナ」を避難所として開設しています。

震度5強 郡山市 5人けが いずれも軽症

震度5強の揺れを観測した福島県郡山市の消防本部によりますと、郡山市ではこれまでに30代から90代までの男女合わせて5人がけがをして病院に搬送されたということです。
扉に指を挟んだり転倒したりしましたが、けがの程度はいずれも軽いということです。

また、郡山市では、午前0時45分ごろ、通りかかった人から「南二丁目の店舗から煙が上がっている」という通報があったということです。

震度5強 矢吹町 1人が転倒し けが

震度5強の揺れを観測した福島県矢吹町の役場によりますと、地震の揺れで、1人が転倒し、けがをして医療機関で治療を受けているということです。

震度5強 いわき市 グラスが割れて散乱した飲食店も

いわき市では、JRいわき駅の近くの飲食店で棚に並べてあったグラスが落ち店員が床に散乱したガラスの破片の片づけ作業に追われていました。
店員の20代の男性は「けががなくてよかったです。東日本大震災の揺れを思い出すような強い揺れで、怖かったです」と話していました。

震度5強 白河市 エレベーターに2人閉じ込められる

福島県の災害対策本部によりますと、震度5強の揺れを観測した福島県白河市ではホテルのエレベーターが止まり、2人が中に閉じ込められているということです。