“白い”ベニズワイガニ 富山湾で見つかる 一般公開目指し飼育

通常の紅色ではない、白いベニズワイガニが富山湾で見つかり、富山県では記録がない珍しいカニだとして一般公開を目指して水族館で飼育されています。

この白いベニズワイガニは、先月28日、富山県水産研究所の調査船が富山湾のカニの生息状況を調査していたところ、水深1000メートル付近で捕獲し、現在は、魚津水族館で飼育されています。

甲羅の幅が9.5センチ、重さ300グラム余りのオスで、一般的なベニズワイガニは紅色であるのに対し、甲羅の一部や関節がやや赤みがかっているほかは、全体的に白くなっています。

一方で、目は黒いことから、県水産研究所では「突然変異などで色素がない個体『アルビノ』ではないと考えられる」としています。

白いベニズワイガニは、県水産研究所に記録が残る昭和16年以来、80年余りの間、県内での目撃情報は記録されていない珍しいカニだということです。

魚津水族館の木村知晴飼育員は「これまで白いベニズワイガニを見たことはなく、珍しいと思う。環境が整えば展示して皆さんに見てほしい」と話しています。