青と黄色の「萬古焼」でウクライナ支援 三重 菰野町

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナを支援しようと、三重県菰野町では特産の萬古焼の窯元がウクライナの国旗の色と同じ青と黄色の器を15日、オンラインで販売したところ、わずか1時間余りで完売しました。
窯元は売り上げを全額、ウクライナ大使館に寄付することにしています。

三重県菰野町にある萬古焼の窯元では、ウクライナへの支援の輪を広げたいと、ウクライナの国旗の色と同じ青と黄色のボウル2枚セットを15日午前10時から合わせて150セット、オンライン限定で販売したところ、わずか1時間余りで完売したということです。

窯元では売り上げを全額、ウクライナ大使館に寄付することにしています。

山口陶器の山口典宏社長は「窯の燃料であるガスが高騰し影響を受けていますが、仕事があるからこその悩みで、それよりもいつ戦争に巻き込まれるか分からないウクライナの人々を支援したいと思いました。形に残るものなので買ってもらった人には使う際に平和への思いを持ってほしい」と話していました。