東京都 新型コロナ 17人死亡4836人感染 1月以来5000人下回る

東京都内の14日の感染確認は4836人で、ことし1月17日以来、5000人を下回りました。また都は、感染が確認された17人が死亡したと発表しました。

東京都は14日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の4836人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の月曜日より500人余り減って、およそ2か月前のことし1月17日以来、5000人を下回りました。

14日までの7日間平均は8631.9人で、前の週の83.1%でした。

前の週を下回るのは31日連続です。

14日に確認された4836人を年代別に見ると
▽10歳未満が1036人、
▽10代が739人、
▽20代が692人、
▽30代が772人、
▽40代が850人、
▽50代が375人、
▽60代が174人、
▽70代が104人、
▽80代が60人、
▽90代が32人、
▽100歳以上が2人となっています。

このうち「10歳未満」が全体の21.4%を占め、最も多くなっています。

65歳以上の高齢者は263人で、全体の5.4%でした。

感染経路が分かっているのは1767人で、このうち最も多い「家庭内」は1232人と69.7%を占めています。

次に多い「施設内」は18.1%にあたる319人で
▽保育園と幼稚園で合わせて145人、
▽小学校で77人、
▽高齢者施設で42人の感染が確認されました。

また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か、ECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、14日時点で13日より1人増えて64人でした。

一方、都は、感染が確認された60代から90代の男女合わせて17人が死亡したと発表しました。

17人のうち感染経路が分かっている人では病院内が2人、高齢者施設が2人、家庭内が2人でした。

また、17人のうち15人には基礎疾患がありました。

病床使用率 40.8%

東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率は、13日から0.8ポイント下がって14日時点で40.8%です。