北京パラ 日本のメダル7個 ウクライナ29個で2番目 最多は中国

北京パラリンピックはすべての競技を終え、日本が獲得したメダルは金4つ、銀1つ、銅2つでした。

アルペンスキーの村岡桃佳選手が金3個、銀1個で、森井大輝選手が銅2つ。
クロスカントリースキーの川除大輝選手が金1個を獲得しました。

日本のメダルの総数は7つで、前回ピョンチャン大会の10を下回りました。

金メダル、総数ともに最も多かったのは中国で、金18、銀20、銅23の合わせて61でした。

中国がこれまで冬の大会で獲得したメダルは、前回大会の車いすカーリングの金メダル1つだけでしたが、開催国となった今大会は6競技すべてでメダルをとるなど強化が実を結び、大きく躍進しました。
それに続いたのが、ロシアの軍事侵攻を受ける中で選手が参加したウクライナでした。

バイアスロンでは表彰台を独占するなど、メダルは金11、銀10、銅8の合わせて29で、金メダルの数、総数ともにウクライナ史上最多となりました。
3番目はカナダで、金8、銀6、銅11の合わせて25でした。

中でもクロスカントリースキーのブライアン・マキーバー選手は、今大会で3個、通算では冬の大会で男子の最多に並ぶ16個目の金メダルを獲得する活躍でした。