米 ウクライナに最大2億ドルの軍事支援を追加へ

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、アメリカのブリンケン国務長官は12日、声明を発表し、ウクライナに最大2億ドル、日本円にして230億円余りの追加の軍事支援を行うことを明らかにしました。

ロシア軍の装甲車や軍用機といった脅威への対応などが目的で、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは、バイデン政権高官の話として、対戦車ミサイル「ジャベリン」や地対空ミサイル「スティンガー」などが含まれると伝えています。

バイデン政権は先月26日、最大で3億5000万ドルの軍事支援を発表していて、今回の追加支援によって、政権発足後、ウクライナへの軍事支援は12億ドルに上るということです。

声明の中で、ブリンケン長官は「アメリカはウクライナの主権と領土保全に関与し、必要な支援を続けていく」としています。