新型コロナ 東京都 緊急事態宣言 発出要請の指標(3/12時点)

東京都は3つの指標を用いて、一定の数値になった場合に緊急事態宣言の発出の要請を検討するとしています。

オミクロン株の特性を踏まえた新たな基準で集計した重症患者用の病床使用率か、入院患者のなかで酸素投与が必要な人の割合のいずれかが30%から40%となり、かつ、新規陽性者数の7日間平均が2万4000人に達した場合です。

重症患者用の病床使用率

このうち、オミクロン株の特性を踏まえた新たな基準で集計した重症患者は12日時点で、11日より1人増えて183人でした。

重症患者用の病床使用率は、12日時点で11日より0.2ポイント上がって22.8%となっています。

対象となる重症の患者は、これまでの基準である人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている患者に加え、高濃度の酸素を大量に投与する「ハイフローセラピー」を行っている患者、それにこれらの治療が必要になる可能性が高く、ICUに入っている患者なども含めます。

酸素投与が必要な人

また、入院患者のなかで酸素投与が必要な人の割合は12日は発表がありません。

11日時点では25.0%で、次の発表は14日の予定です。

新規陽性者7日間平均

そして、新規陽性者数の7日間平均は12日時点で8874.1人で、11日より234.6人減りました。