ワクチン4回目接種 “科学的知見や諸外国の対応を注視”厚労相

新型コロナワクチンの4回目接種をめぐり、後藤厚生労働大臣は、記者団に対し、科学的知見や諸外国の対応も注視しながら方針を決定するとともに、ワクチンの確保にも取り組んでいく考えを示しました。

新型コロナワクチンをめぐっては、国内では3回目接種が行われていますが、イスラエルなど一部の国では、4回目接種が進められています。

こうした中、後藤厚生労働大臣は閣議のあと記者団に対し「4回目接種を考えるにあたっては、科学的知見に加え、諸外国もどういう対応をするか検討している状況なので、そうしたことを注視しながら、わが国としての方針を決定していきたい」と述べました。

そのうえで、「4回目接種の検討を進めていくにあたって、ワクチンの確保などは厚生労働省の責任としてしっかり取り組んでいく。今の段階では、ともかく3回目接種を希望する方が、一日でも早く接種を受けられるように全力で取り組んでいきたい」と述べました。