東京 コロナ 30人死亡 1万80人感染 前週木曜より約2200人減

東京都内の10日の感染確認は、1週間前の木曜日よりおよそ2200人少ない、1万80人でした。
また、都は、感染が確認された30人が死亡したと発表しました。

東京都は、10日都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の1万80人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の木曜日よりおよそ2200人減りました。

10日までの7日間平均は9402.0人で、前の週の82.9%でした。

前の週を下回るのは27日連続です。

10日確認された1万80人を年代別に見ると、
▽10歳未満が1929人、
▽10代が1403人、
▽20代が1534人、
▽30代が1710人、
▽40代が1755人、
▽50代が895人、
▽60代が379人、
▽70代が230人、
▽80代が176人、
▽90代が66人、
▽100歳以上が1人、
▽そして年代が分からない人が2人となっています。

このうち、「10歳未満」が最も多く、全体の19.1%に当たる1929人です。

65歳以上の高齢者は611人で、全体の6.1%でした。

感染経路が分かっているのは4084人で、このうち最も多い「家庭内」は2906人と、71.2%を占めています。

次に多い「施設内」は17.9%に当たる732人で、このうち、保育園と幼稚園で合わせて297人、小学校で202人、高齢者施設で119人の感染が確認されました。

また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、10日時点で9日と同じ64人でした。

一方、都は、感染が確認された70代から90代の男女合わせて30人が死亡したと発表しました。

30人のうち、感染経路が分かっている人では、病院内で感染した人が11人と最も多く、高齢者施設が10人、家庭内が1人でした。

また、30人のうち少なくとも25人は基礎疾患がありました。

病床使用率は43.9%(10日時点)

東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率は、9日から1ポイント下がって10日時点で43.9%です。