大手企業 ロシアでのビジネス見合わせる動き相次ぐ 経済制裁で

ウクライナへの軍事侵攻をめぐりロシアに対する経済制裁が打ち出されたことを受けて、大手企業がロシアでのビジネスを見合わせる動きが相次いでいます。

ソニーグループ

このうち、ソニーグループは、ゲーム機の「プレイステーション」とソフトウェアについて、ロシアへの出荷を停止し、合わせてロシア向けのオンラインストアについても運営を停止したと発表しました。

また、ソニーグループでは、ロシアでの新作映画の公開も中止しています。

日立製作所

日立製作所は、グループの日立建機がロシアで行っている建設機械の製造や販売を当分の間停止するほか、別の子会社が手がけるデータを保存する記憶装置の輸出も順次停止すると発表しました。

資生堂

また、化粧品大手の資生堂もロシアの販売代理店向けに行っている化粧品などの輸出を停止すると発表しました。
現地法人を通じたテレビCMや雑誌などの広告も取りやめるとしています。

トリドールホールディングス

このほか、うどんチェーンの丸亀製麺を展開するトリドールホールディングスは、食材の調達が難しくなっているため、モスクワ市内にある7店舗を一時、休業することになりました。