都心オフィス空室率 4か月ぶり上昇 テレワーク背景に解約多く

東京都心の先月のオフィスの空室率は6%余りで、4か月ぶりに前の月を上回りました。テレワークの普及に伴うオフィス面積の縮小などで解約が増えました。

オフィス仲介大手の「三鬼商事」は毎月、1フロアの面積が100坪以上あるオフィスビルの空室率や賃料などを調査しています。

それによりますと、千代田区や港区など東京都心の5つの区にある2600棟余りの先月の平均の空室率は6.41%で、前の月よりも0.15ポイント上昇しました。

テレワークの普及に伴うオフィスの面積の縮小や、新築ビルへの移転で解約が増えたことが主な要因で、空室率が上昇するのは4か月ぶりです。

内訳は
▽港区が8.42%
▽中央区が6.19%
▽渋谷区が5.78%
▽新宿区が5.65%
▽千代田区が4.96%となっています。

一方、オフィスの1坪当たりの平均賃料は2万418円と、前の年の同じ月と比べて1200円余り値下がりし、19か月連続の下落となりました。