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石油大手シェル ロシア事業から完全撤退へ 侵攻後に原油購入も

イギリスの大手石油会社シェルは8日、原油や天然ガスなどのロシアからの調達を終了させ、ロシア事業から撤退すると発表しました。
発表によりますと、シェルは原油や天然ガスなどロシアからのすべての資源の調達を段階的に終了させ、ロシア事業から完全に撤退するとしています。

まずスポットと呼ばれる短期の取り引きでの原油の購入をやめるほか、ロシアにあるガソリンスタンドの運用を停止するとしています。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻のあと、シェルは先月28日、ロシア・サハリンの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」からの撤退を表明しました。

しかしその後もロシア産の原油を購入していたことが明らかになり、ウクライナのクレバ外相が強く非難するなど、批判の声が上がっていました。

シェルは8日の声明で「購入は正しい判断ではなかったと痛感しており、申し訳なく思う」と謝罪するとともに「ロシア政府への圧力とヨーロッパ全体で安定したエネルギー供給を確保することとの間のジレンマを浮き彫りにした」とも言及し、難しい立場にあったと釈明しました。

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