円相場 対ユーロ値下がり ユーロ買い戻す動き

8日の東京外国為替市場は、ここ最近、ヨーロッパ経済の先行きへの懸念から売られていたユーロを買い戻す動きが出て、円はユーロに対して値下がりしました。

午後5時時点の円相場は、ドルに対しては、7日と比べて43銭円安ドル高の1ドル=115円44銭から46銭でした。

ユーロに対しては、7日と比べて35銭円安ユーロ高の1ユーロ=125円37銭から41銭でした。

ユーロは、ドルに対しては1ユーロ=1.0860から62ドルでした。

市場関係者は「ウクライナ情勢をめぐり、ロシアに大きく依存するヨーロッパ経済の先行きを懸念して、このところはユーロが売られ、円高ユーロ安が進んでいたが、きょうはいったんユーロを買い戻す動きが多かった。合わせて、有事に強いとされるドルも買われ、円相場は値下がりした」と話しています。