東京 新型コロナ 22人死亡 8925人感染確認 3日連続1万人下回る

東京都内、8日の新型コロナウイルスへの感染確認は「10歳未満」から「100歳以上」の8925人で、3日連続で1万人を下回りました。また感染が確認された22人が死亡したと発表しました。

1週間前の火曜日よりおよそ2900人減、7日間平均も1万人を下回り、8日時点で9979.3人となりました。1万人を下回るのは、ことし1月25日以来です。前週の88.2%で、前週を下回るのは25日連続です。

年代別では
▽10歳未満が1791人
▽10代が1247人
▽20代が1250人
▽30代が1416人
▽40代が1521人
▽50代が817人
▽60代が354人
▽70代が229人
▽80代が193人
▽90代が103人
▽100歳以上が3人
▽そして年代が分からない人が1人となっています。

「10歳未満」が全体の20.1%で最も多くなりました。65歳以上の高齢者は658人で全体の7.4%でした。

感染経路がわかっているのは3322人で、最も多い「家庭内」は2295人となり、全体の69.1%を占めました。次に多い「施設内」は20.8%に当たる691人で、このうち保育園と幼稚園で合わせて247人、小学校で184人、高齢者施設で151人の感染が確認されました。

これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症患者は、8日時点で前日より2人減って67人でした。

22人が死亡 70代から90代

都は感染が確認された70代から90代の男女合わせて22人が死亡したと発表しました。

22人のうち、感染経路が分かっている人では高齢者施設内で感染した人が7人と最も多く、病院内で感染した人は6人でした。

22人のうち少なくとも17人は基礎疾患がありました。

都内の病床使用率は46.1%

東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率は、7日から1.5ポイント下がって8日時点で46.1%です。