株価 400円余値下がり 終値2万5000円下回る 2020年11月以来

8日の東京株式市場は、ウクライナへの軍事侵攻を受けた原油などの価格高騰への懸念から日経平均株価は400円余り値下がりし、1年4か月ぶりに2万5000円を下回りました。

8日の東京株式市場は、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を受け、原油などの価格高騰が世界経済や国内企業の業績に悪影響を及ぼすのではないかという懸念から、幅広い銘柄に売り注文が出ました。

日経平均株価、8日の終値は7日より430円46銭安い2万4790円95銭。

1年4か月ぶりに2万5000円を下回り、2営業日連続で、ことしの最安値を更新しました。

東証株価指数=トピックスは34.17下がって1759.86。

1日の出来高は18億7340万株でした。

市場関係者は「午前中は一時、値上がりに転じる場面もあったが、午後に入って値下がり幅が拡大していった。ロシアとウクライナの停戦に向けた交渉で双方の立場の隔たりは埋まっていないと伝えられ、危機が長期化することへの懸念が強まっている」と話しています。