米志願兵「戦場で打ち負かす」ウクライナ国外からも志願兵募る

ロシア軍に対抗しようと、ウクライナ政府は国外からも志願兵を募っています。
これについて、アメリカにあるウクライナ大使館には、これまでにアメリカ国内からおよそ3000件の問い合わせがあったということです。
中にはウクライナ大使館の支援を受けることなく、自分で航空券などを手配してウクライナ入りを目指す人も出てきています。

アメリカ軍の元兵士で、2003年に始まったイラク戦争に参加した経験を持つカール・ラーソンさん(47)も3人の仲間とともに航空券やホテルを手配し、すでにポーランド南部の都市クラクフに入っていて、現地時間の8日にはウクライナに入りたいとしています。

それを前に7日、NHKの取材に応じたラーソンさんは「原発への攻撃は、人道に対する罪だ」と怒りをあらわにするとともに、「この紛争を終わらせる唯一の方法は、ロシアを戦場で打ち負かすことだ。そのためにはわれわれのような志願兵が重要だ」と話していました。