国際

IAEA ウクライナでのザポリージャ原発攻撃受け対応協議へ

ウクライナ南東部にあるヨーロッパ最大規模の原発、ザポリージャ原発が攻撃されたことについてIAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長は「こうした状況は繰り返されてはならない」と述べ、7日に始まった理事会でも原子力発電所の安全などをめぐって対応を協議します。
オーストリアの首都ウィーンに本部があるIAEAでは、7日から定例の理事会が始まりました。

ロシアが軍事侵攻したウクライナの原子力発電所の安全が焦点となっていて、理事会の冒頭、グロッシ事務局長はロシア軍の軍事行動について「これまでにない原子力事故の危機をもたらし、ウクライナやロシアを含む近隣諸国の人々の命を危険にさらしている」と強い危機感をあらわにしました。

そのうえで、ウクライナ南東部にあるヨーロッパ最大規模のザポリージャ原発が攻撃されたことについて「危機一髪だった。いかなる事情があってもこうした状況は繰り返されてはならない」と述べました。

グロッシ事務局長は、原子力の安全確保に向けた枠組みについてウクライナとロシアの双方と協議を行うことを提案していて、IAEAとして支援の用意があると強調しています。

またIAEAは、理事会に先立ってまとめた報告書で、イランが核合意を大幅に逸脱する濃縮度を60%まで高めたウランの製造を続けているなどと指摘していて、核開発を加速するイランへの対応も議題となる見通しです。

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