新型コロナ 世界の死者数600万人超 WHO「感染対策の徹底を」

新型コロナウイルスで亡くなった人が世界全体で600万人を超えました。
WHO=世界保健機関は「入院や死亡の割合が高い国はまだ多くある」として、追加のワクチン接種や感染対策の徹底を重ねて呼びかけています。

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染による死者数は、日本時間の7日午後7時の時点で世界全体で600万97人と600万人を超えました。

死者が最も多いのはアメリカで95万8621人、次いでブラジルが65万2438人、インドが51万5102人、ロシアが34万9850人、メキシコが31万9859人などとなっています。

世界全体の死者数は100万人を超えるまでが250日だったのに対し、そこから200万人を超えるまでが108日、300万人を超えるまでが93日、400万人を超えるまでが82日と、間隔が次第に短くなっていました。

しかしその後は、500万人を超えるまでが116日、そして今回、600万人を超えるまでが126日となり、ペースが遅くなってきています。

WHOのテドロス事務局長は2日の記者会見で「死者数が世界的にそしてほとんどの地域で減少してきているのは心強いが、入院や死亡の割合が高くワクチンの接種率が低い国はまだ多くある」として追加のワクチン接種や感染対策の徹底を重ねて呼びかけています。