東京都 新型コロナ 12人死亡 9289人感染確認 前週比1000人余減

東京都内の6日の感染確認は1週間前の日曜日を1000人余り下回る9289人でした。
また、都は感染が確認された12人が死亡したと発表しました。

東京都は、6日都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の9289人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の日曜日より1000人余り減りました。

6日までの7日間平均は1万1000.1人で、前の週の98.7%でした。

前の週を下回るのは23日連続です。

6日、確認された9289人を年代別に見ると「10歳未満」が全体の18.8%にあたる1744人で、最も多くなりました。

65歳以上の高齢者は643人で、全体の6.9%でした。

また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、6日時点で5日より1人多い71人でした。

一方、都は感染が確認された30代から100歳以上の男女合わせて12人が死亡したと発表しました。

病床使用率 47.7%

東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率は、5日から1.0ポイント下がって6日時点で47.7%です。

東京都の「緊急事態宣言」要請の指標

東京都は3つの指標を用いて、一定の数値になった場合に緊急事態宣言の発出の要請を検討するとしています。

オミクロン株の特性を踏まえた新たな基準で集計した重症患者用の病床使用率か、入院患者のなかで酸素投与が必要な人の割合の、いずれかが30%から40%となり、かつ、新規陽性者数の7日間平均が2万4000人に達した場合です。

重症患者用の病床使用率は26.2%

このうち、オミクロン株の特性を踏まえた新たな基準で集計した重症患者は、6日時点で、5日より1人増えて211人でした。

重症患者用の病床使用率は、6日時点で26.2%となり、5日から0.1ポイント上がりました。

対象となる重症の患者は、これまでの基準である人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている患者に加え、高濃度の酸素を大量に投与する「ハイフローセラピー」を行っている患者、それにこれらの治療が必要になる可能性が高く、ICUに入っている患者なども含めます。

酸素投与が必要な人 発表なし

また、入院患者のなかで酸素投与が必要な人の割合は、6日は発表がありません。

4日時点で24.5%で、次の発表は7日の予定です。

新規陽性者の7日間平均は1万1000.1人

そして、新規陽性者数の7日間平均は6日時点で1万1000.1人で、5日より147.5人減りました。