ロシアのウクライナ侵攻 キャンドルともし平和願う 大阪 枚方

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、大阪 枚方市では市民がおよそ3000個のキャンドルに火をともして平和を願いました。

枚方市では、昭和14年に旧日本軍の火薬庫が爆発し、およそ700人が死傷した事故があったことを受け、毎年この時期に大学生が中心となって平和を願うイベントを開いています。

ことしはロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて、ウクライナ国旗と同じ青と黄色のキャンドルも用意され、参加者全員で犠牲となった人たちに黙とうをささげました。

公園に置かれたおよそ3000個のキャンドルには「平和になりますように」など小中学生によるメッセージが書かれていて、会場を訪れた人たちはともされた灯りを静かに眺めていました。

4歳の子どもと訪れた30代の男性は「ウクライナでは、子どもも亡くなっていると聞いて悲しい気持ちです。平和の大切さを改めて感じます」と話していました。

イベントの実行委員長の大学生、澤来実さんは「ウクライナで起きていることを見て、当たり前の日常がこんなにすぐになくなってしまうんだと感じています。イベントが平和とはなにかを考えるきっかけになれば」と話していました。