ウクライナ出身者などがロシアの軍事侵攻に抗議する集会 大阪

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に抗議する集会が大阪で行われ、ウクライナ出身の人などが一刻も早いロシア軍の撤退や国際社会のさらなる連携を訴えました。

JR大阪駅前で5日正午から行われた集会には、関西で暮らすウクライナ人や軍事侵攻に反対するロシア人なども含めおよそ300人が参加しました。

参加した人たちは、ウクライナの国旗のほか、日本語やウクライナ語、それに、ロシア語で書かれた反戦を訴えるプラカードを掲げ、軍事侵攻で亡くなった人に黙とうをささげたあと、ウクライナの国歌を歌って、家族や友人の安全を祈りました。

そして、参加した人たちはかわるがわるスピーチを行い、一刻も早いロシア軍の撤退や、国際社会のさらなる連携を訴え「ロシア軍は出て行け」「ウクライナに平和を」とシュプレヒコールを上げていました。

通りがかった人たちは、集会の参加者からチラシを受け取ると、その場に足を止めてスピーチを聞いていました。

抗議の集会を呼びかけたウクライナ出身のコーピル・オレクサンドルさんは「ロシアの軍事侵攻は決してひと事ではないと日本人にも知ってほしいし、在日ウクライナ大使館への支援をお願いしたい」と話していました。