青森 風間浦村 ワクチン3回目接種 18歳以上の希望者ほぼ終了

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、青森県風間浦村では、希望する18歳以上のほぼすべての村民が5日で接種を終えました。

人口およそ1800人の風間浦村は、新型コロナワクチンの3回目の接種を村の福祉施設での集団接種を中心に、ことし1月から進めてきました。

最終日となった5日もおよそ100人が接種を受けました。

その結果、3回目を希望する18歳以上のほぼすべての村民への接種が終わりました。

接種を終えた30代の男性は「飲食店で働いていてお客さんと対面する事も多いので、少し安心感はあります。マスクや消毒などの感染対策はこれからも変わらず続けます」と話していました。

風間浦村の冨岡宏村長は「周りの自治体でも感染者が増える中、自分たちがいつ感染してもおかしくないと多くの村民が思ったため、ためらうことなく3回目の接種をしてもらえたのかと思う」と話していました。

一方、5歳から11歳の子どもへのワクチンについては、村では接種の体制はすでに整えていますが、希望する人数分のワクチンが村に配分される時期のめどがたっておらず、接種の開始は来月以降になるということです。