北京パラ コロナ検査陽性で現地入り遅れた日本選手1人も入国

新型コロナウイルスの検査で陽性となり、現地入りが遅れていた、北京パラリンピックのクロスカントリースキーの日本代表選手1人が、4日、中国に入国したことがわかりました。

クロスカントリースキーの日本代表選手1人は、4日開幕する北京パラリンピックに向けて、先月25日に中国に入る予定でしたが、日本を出国する前のPCR検査で陽性となり、現地入りが遅れていました。

JPC=日本パラリンピック委員会によりますと、この選手は4日までに2回の検査で陰性が確認され、4日午後、中国に入国したということです。

これで北京パラリンピック日本代表の選手29人は全員、現地入りしたことになり、5日から始まる競技に出場します。

一方、JPCは、4日に現地入りする予定だった日本選手団のスタッフ1人が、出国前のPCR検査で陽性と判定されたことを明らかにし、このスタッフについては北京大会への派遣を取りやめるということです。