新型コロナによる肺炎で10歳未満の男の子が死亡 川崎

川崎市は4日、人工呼吸器をつけていた10歳未満の男の子が、先月、新型コロナウイルスによる肺炎で死亡したと発表しました。10歳未満の子どもが新型コロナに感染して死亡したのは全国で初めてです。

川崎市によりますと、死亡したのは神奈川県内の自治体に住む10歳未満の男の子で障害があり、人工呼吸器をつけていたということです。

男の子は、先月8日に発熱やせきの症状が出て、川崎市内の病院に救急搬送され、その際の検査で、新型コロナウイルスの感染が確認され、翌日、死亡したということです。

死因は新型コロナウイルス感染症による肺炎だということです。

感染経路はわかっておらず、その後、家族の感染も確認されたということです。

厚生労働省によりますと、今月1日までの確認で10歳未満の子どもが新型コロナに感染して死亡したのは、全国で初めてだということです。