北京パラ ロシアとベラルーシ出場認めず 開幕日に競技日程変更

北京パラリンピックは、3日にRPC=ロシアパラリンピック委員会とベラルーシの選手の出場を認めない決定が出たことを受けて、大会が開幕する4日になって競技日程が変更されるなど影響が出ています。

北京パラリンピックで、RPCは6つの競技すべてに、ベラルーシはクロスカントリースキーとバイアスロンの2つの競技に出場することになっていましたが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて、3日、すべての出場が取り消されました。

これを受けて、RPCが出場することになっていたアイスホッケーは4日、競技日程の変更が発表されました。

去年の世界選手権3位のRPCは、2つのグループに分かれて争う予選リーグで、アメリカとカナダ、それに韓国と同じグループに入っていましたが、このグループは残りの3チームで行われ、準決勝に勝ち上がるチームの決め方も変わりました。

また車いすカーリングは、予選リーグでRPCを含む12チームが総当たりで対戦する予定でしたが、RPCの試合がすべてなくなり、予選リーグは11チームで行われることになりました。

除外された両チームは、いずれもクロスカントリースキーやバイアスロンを中心にこれまで多くのメダルを獲得している冬のパラリンピックの強豪で、一部の競技では構図が大きく変わることになりそうです。