五輪メダルや鬼滅の刃も 偽ブランド品で輸入差し止め点数増

全国の税関が去年、偽ブランド品などとして輸入を差し止めた品物の点数は、大口の持ち込みが増えたことで前の年より40%近く増加しました。

東京オリンピック・パラリンピックや、人気漫画「鬼滅の刃」関連のグッズの模倣品が目立っています。

財務省によりますと、全国の税関が去年1年間に偽ブランド品などの輸入を差し止めた件数は2万8000件余りで、前の年より6.7%減りました。

一方で、差し止めた品物の点数は81万9000点余りで、大口の事案が多かったため前の年より39.1%増えました。

持ち込まれた国別で見ると、中国が全体の点数の75.1%を占めています。

また、種類別では衣類が10万8000点余りと最も多く、次いでイヤホンなどの電気製品、バッグ類などとなっています。
差し止められた品物の中では、去年開催された東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムなどを無断で利用した、メダルやマグカップなどの模倣品や、人気漫画「鬼滅の刃」のおもちゃや文房具、それにアップル社製のイヤホンの模倣品などが目立ったということです。

政府は偽ブランド品などの取締りについて、事業としての輸入だけでなく個人での輸入も規制の対象とする法案を今の国会に提出していて、規制を強化する方針です。