ワクチン3回目接種 一日あたり100万回超は2月で2回

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、先月の2日間で一日あたりの接種回数が100万回を超えたことが4日更新されたデータの集計で分かりました。

3回目の接種について政府は、当初、原則8か月としていた2回目からの間隔を段階的に6か月に短縮し、2月のできるだけ早い時期に一日あたり100万回を実現することを目指すとしていました。

4日更新されたVRS=ワクチン接種記録システムのデータの集計によりますと、一日あたりの接種回数が先月18日と26日の2日間でそれぞれ100万回を超えたことが分かりました。

接種回数は
▽先月18日は100万3648回、
▽先月26日は102万1053回でした。

データは遅れて入力されることがあるため一日あたりの接種回数は今後、さらに増える可能性があります。

また、3回目の接種を受けた人は全体で2906万284人で、全人口に占める接種率は22.9%となっています。

堀内ワクチン相「これからも全力尽くす」

堀内ワクチン接種担当大臣は記者会見で、3日までにVRS=ワクチン接種記録システムに入力されたデータの集計で、先月18日と26日にそれぞれ一日あたりの接種回数が100万回を超えたと説明しました。

堀内担当大臣は「自治体や医療関係者、そして接種した国民に改めてお礼を申し上げる。一日も早く希望する方が接種を受けていただけるようこれからも体制や環境作りに全力を尽くしたい」と述べました。