「まん延防止」延長へ 小池知事「引き続き取り組みを」

東京都の小池知事は、まん延防止等重点措置の適用が、延長される見通しになっていることを受けて「感染拡大を一層抑制し、医療提供体制への負荷を軽減していくために引き続き取り組みを推し進めていきたい」と述べ、都民や事業者に改めて協力を呼びかけました。

東京都の小池知事は4日、都庁で会見を開きました。

この中で、まん延防止等重点措置の適用が、今月21日まで延長される見通しになっていることを受けて「長期間にわたって皆さんに負担をかけているが、感染拡大を一層抑制し、医療提供体制への負荷を軽減していくために、引き続き取り組みを推し進めていきたい」と述べ、都民や事業者に改めて協力を呼びかけました。

また、都としてどのような感染状況になれば、国に措置の解除を要請するのか問われると「まず国のほうに解除基準を明確にしてもらいたい」と述べました。

そのうえで「ワクチンの追加接種の進捗(しんちょく)が、医療ひっ迫の改善につながることも期待されている。こういった数値や考え方などを示してもらうようにしたい。また、都として今後の感染状況や医療提供体制の状況、それにワクチンの追加接種の進捗を踏まえて、専門家の意見を勘案していく必要がある」と述べました。