センバツ高校野球 18日開幕 1回戦の組み合わせが決定

今月18日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球の組み合わせ抽せんが行われ、出場する32校の1回戦の対戦相手が決まりました。

ことしで94回目を迎えるセンバツ高校野球の組み合わせ抽せんは、4日午後3時から始まり、新型コロナウイルスの感染防止対策として、オンライン形式で行われました。

そして、出場する32校のキャプテンなどがリモートで参加してくじを引き、1回戦の対戦相手が決まりました。

大会1日目、開会式直後の第1試合では、埼玉の浦和学院と21世紀枠で春夏通じて初出場の大分舞鶴高校が対戦します。
大分舞鶴高校のキャプテン、甲斐京司朗選手は「最初の試合で緊張はあるが、うれしいし、甲子園の舞台でプレーできることが楽しみだ。地域の方々からも『頑張って』と言われているので期待に応えたいと思う」と話していました。
大会2日目の第1試合は、いずれもセンバツで優勝経験のある広島の広陵高校と福井の敦賀気比高校が対戦する1回戦屈指の好カードとなりました。
大会3日目の第1試合では山梨学院と千葉の木更津総合高校の関東勢どうしが対戦します。

大会3日目の第2試合は、出場校の中で最も久しぶりとなる38年ぶり出場の静岡の日大三島高校と大阪の金光大阪高校が対戦します。
日大三島高校のキャプテン、加藤大登選手は「どこが相手でも自分たちの野球をするだけだ。38年前も大阪の高校と対戦したと聞いたが、先を見ず一戦必勝で戦いたい」と話していました。
大会4日目の第3試合では、21世紀枠で春夏通じて初出場となる福島の只見高校と岐阜の大垣日大高校が対戦します。
只見高校のキャプテン、吉津塁選手は「大垣日大は投手力、守備力ともに高いレベルのチームなので、しっかり守って接戦をものにしたい」と意気込んでいました。そのうえで、センバツ出場が決まったあとについて「駅や町の至るところで地元の人たちに声をかけてもらってうれしい。例年より雪が多く、遅い時期まで降っていたので、土の上で練習できる時間が限られているが、いい雰囲気で練習できている」と話していました。
大会5日目の第1試合では、高校通算で50本のホームランを打っている注目の強打者、佐々木麟太郎選手を擁する岩手の花巻東高校と市立和歌山高校が対戦します。

大会5日目の第2試合で茨城の明秀日立高校と対戦することになった鹿児島の大島高校のキャプテン、武田涼雅選手は「明秀日立は投打ともにバランスの取れたいいチームだ。しっかり目の前の相手に集中して勝てるように頑張りたい」と意気込んでいました。そして、「島全体に横断幕を掲げてもらっているので、ありがたい。8年前に先輩たちが感動させてくれる試合をしたので、自分たちもそういう試合をしたい」と地元への思いを話しました。

また21世紀枠で春夏通じて初出場する福井の丹生高校は大会5日目の第3試合で広島商業と対戦することになりました。
くじを引いた副キャプテンの小松海夢選手は広島商業について、「伝統校でもあり、強豪校でもあり、対戦が決まって光栄だ。甲子園という舞台で対戦できるのは楽しみだ」と話しました。そして「地元はみんなで出場を祝ってくれていて、盛り上がりがすごいと感じている。初出場ということで、緊張はあるが、一戦一戦頑張りたい」と話していました。
大会6日目の第1試合、徳島の鳴門高校と去年秋の明治神宮大会で優勝した大阪桐蔭高校の対戦で、出場する32校が出そろいます。
大阪桐蔭高校のキャプテンの星子天真選手は「相手は四国の強豪校で総合力の高いチームという印象がある。この冬は各自の技術や体力をアップさせようと取り組んだ中でいい競争ができ秋より力がついてきていると思うので、まずは1回戦を勝って一戦必勝で勝ち上がっていきたい」と話していました。

選手宣誓は倉敷工

選手宣誓は、大会1日目に出場する6校のキャプテンによる抽せんの結果、岡山の倉敷工業の福島貫太選手が務めることになりました。
選手宣誓を務めることになった岡山の倉敷工業のキャプテン福島貫太選手は「とても光栄だ。内容はチームメートみんなに聞いた意見を取り入れて考えたい。緊張するが、ハキハキと感謝の気持ちを伝えたい」と意気込みを話しました。

ことしのセンバツ高校野球は、甲子園球場がある兵庫県にまん延防止等重点措置が出されている間は、観客の上限を2万人とするほか、チーム関係者に大会前と大会期間中に最大3回のPCR検査を行うなど感染対策をとるなかで開催されます。

大会は今月18日に開幕し、2日の休養日を含む13日間の日程で行われ、日程が順調に進めば、決勝は今月30日に行われます。

1回戦の組み合わせ

【大会1日目 18日】
第1試合 浦和学院(埼玉) 対 大分舞鶴(大分)
第2試合 和歌山東(和歌山) 対 倉敷工(岡山)
第3試合 クラーク国際(北海道) 対 九州国際大付(福岡)

【大会2日目 19日】
第1試合 広陵(広島) 対 敦賀気比(福井)
第2試合 長崎日大高(長崎) 対 京都国際(京都)
第3試合 二松学舎大付(東京) 対 聖光学院(福島)

【大会3日目 20日】
第1試合 山梨学院(山梨) 対 木更津総合(千葉)
第2試合 日大三島(静岡) 対 金光大阪(大阪)
第3試合 高知(高知) 対 東洋大姫路(兵庫)

【大会4日目 21日】
第1試合 国学院久我山(東京) 対 有田工(佐賀)
第2試合 星稜(石川) 対 天理(奈良)
第3試合 只見(福島) 対 大垣日大高(岐阜)

【大会5日目 22日】
第1試合 花巻東(岩手) 対 市和歌山(和歌山)
第2試合 大島(鹿児島) 対 明秀日立(茨城)
第3試合 丹生(福井) 対 広島商(広島)

【大会6日目 23日】
第1試合 鳴門(徳島) 対 大阪桐蔭(大阪)
(6日目 第2試合からは2回戦)

<出場32校>

<北海道・東北>
▽クラーク記念国際(北海道):センバツ初出場
▽花巻東(岩手):4年ぶり4回目
▽聖光学院(福島):4年ぶり6回目
▽只見(福島):春夏通じて初出場(※21世紀枠)

<関東・東京>
▽国学院久我山(東京):11年ぶり4回目
▽二松学舎大付(東京):7年ぶり6回目
▽明秀日立(茨城):4年ぶり2回目
▽山梨学院(山梨):2年ぶり5回目
▽木更津総合(千葉):6年ぶり4回目
▽浦和学院(埼玉):7年ぶり11回目

<東海・北信越>
▽日大三島(静岡):38年ぶり2回目
▽大垣日大高(岐阜):11年ぶり4回目
▽敦賀気比(福井):2年連続9回目
▽星稜(石川):2年ぶり15回目
▽丹生(福井):春夏通じて初出場(※21世紀枠)

<近畿>
▽大阪桐蔭(大阪):3年連続13回目
▽和歌山東(和歌山):春夏通じて初出場
▽天理(奈良):3年連続26回目
▽金光大阪(大阪):13年ぶり3回目
▽京都国際(京都):2年連続2回目
▽市和歌山(和歌山):2年連続8回目
▽東洋大姫路(兵庫):14年ぶり8回目

<中国・四国>
▽広陵(広島):3年ぶり25回目
▽広島商(広島):20年ぶり22回目
▽倉敷工(岡山):13年ぶり11回目
▽高知(高知):4年ぶり19回目
▽鳴門(徳島):9年ぶり9回目

<九州>
▽九州国際大付(福岡):11年ぶり3回目
▽大島(鹿児島):8年ぶり2回目
▽有田工(佐賀):センバツ初出場
▽長崎日大高(長崎):23年ぶり3回目
▽大分舞鶴(大分):春夏通じて初出場(※21世紀枠)